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- 2023年7月:卵巣のちから AMH
卵巣のちから AMH
- 2023年7月31日
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不妊治療では「AMH検査」を受けた方は多いと思います。
卵巣予備能といって、卵巣に残っている卵子の数を推定する検査です。
AMHはエコーで確認できない原始卵胞(初期の卵子)まで含めて数を予測するので、
それにより今後、妊娠・出産のチャンスがどの程度残されているか予測でき、検査後の治療方針にも大きく関わります。
年齢もありますが、個人差が大きく、若くてもAMHが低い方もいます。
通常閉経は50歳前後ですが、20代・30代で閉経する早発閉経の可能性を知る助けにもなります。
AMHが低い(卵子が少ない)ことは、妊娠率が低いわけではなく、妊娠できる期間が限られているということです。
卵子の数は増えることはありませんが、卵子の質は変えられます。
残っている卵子と時間を大切に、卵子の質を向上させることで妊娠のチャンスを高めていきましょう。