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- 2023年4月:知っておきたい「卵子の成長」①
知っておきたい「卵子の成長」①
- 2023年4月29日
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卵子は生まれる前からできている?
不妊のご相談で、多いお悩みは・・・
「採卵できない」 「卵子の数が少ない」 「胚盤胞にならない」など「良い卵子ができない」 ご相談です。
妊娠するプロセスとして3つの妊娠の条件があります。
① 良い卵子ができること
② 良い精子ができること
③ 子宮内膜がふかふかで血液循環が良好なこと
この中でも「① 良い卵子ができること」が最も重要で、なかなかできないことが不妊の大きな原因となっています。
ご相談の方によく「あなたの卵子っていつできたと思う?」とお話します。
「生理が始まってから」とか「3か月前」 などの回答が返ってきます。
実は卵子は、女性が生まれる前から一生分使う卵子ができています。
お母さんのお腹の中にいる胎児期 (約6か月頃)に700万ほどの卵子ができます。
そして出生時には100万~200万。
初潮が始まる思春期には20万~40万まで減っていきます。
卵子は一生増えることはないのです。
という話をするとびっくりされます。 女性のからだの神秘的な内容ですね。
今ある卵子を大切にしつつ、元気な卵子へ育てていくことが全てなのです。