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- 2022年11月:男女で違うクラミジアの症状と不妊
男女で違うクラミジアの症状と不妊
- 2022年11月14日
しばしば不妊の原因となるクラミジア。
クラミジアは泌尿器科で最も受診が多い性感染症です。
症状があって受診するのはほとんど男性です。
症状として多いのは排尿時痛と尿路から膿が出ること。
いわゆるクラミジア性尿道炎です。
女性で多いのは子宮頚管炎です。
おりものの増加、性交時痛などがありますが自覚症状を認めないことも多く受診せず放置されているケースも多数あると考えられています。
特に注意が必要なのは治療されず経過して炎症が広がってしまった場合です。
炎症が子宮頚管を経て、子宮・卵管へと上がっていき、卵管から腹膜へと進行することがあります。
卵管炎が引き起こされると、後遺症として卵管狭窄や卵管閉塞の原因となり妊娠しづらくなります。
妊娠した場合でもクラミジア性子宮頚肝炎から絨毛膜羊膜炎を誘発して流産や早産の原因となることもあります。
ご来店の方でも、クラミジアが原因で卵管にトラブルを抱える方は多いです。
不妊治療を始める前にクラミジアの検査を受けましょう。
クラミジアは抗菌剤で治療ができますので、早めのご相談をお勧めします。
ー英メンズクリニック 江夏徳寿院長資料よりー