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- 2022年7月:不妊治療専門医の講演に行ってきました!
不妊治療専門医の講演に行ってきました!
- 2022年7月13日
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今回は天神にあるIVF詠田クリニック院長、詠田由美先生のご講演。
講演は、卵巣・ホルモン・子宮の環境のお話から、卵子の質(老化)のカギは
ミトコンドリア!!というテーマでした。
詠田院長の研究テーマが「卵巣血流」というように、酸素や栄養を卵子に運ぶ
ためにはまず、血流改善が必要です。
また、妊娠に必要なホルモン環境を整えること。
ホルモン環境を整えることは生理の状態を正常にし、病気の発生の予防にも
つながります。
そして妊娠または妊娠の継続にも不可欠です。
卵子が着床するためには子宮環境も大切です。
着床を妨げる病気や、血栓症・免疫因子などの原因を探る検査もありますので、
必要に応じて受けましょう。
着床しない、または着床しても流産してしまう場合、卵子の質の向上が必須に
なります。
そのカギはミトコンドリアにあります。
酸素や栄養をもとに、細胞が生きていくためのエネルギーをつくりだすところが
ミトコンドリアです。
年齢や生活の不摂生、食事・ストレスなどでミトコンドリアは減少します。
ミトコンドリアが減少し、エネルギー不足になると染色体異常の卵子がつくられ
てしまいます。
採卵して受精した胚を着床前診断で検査をすると、良好だと思われていた胚が実は
染色体異常で、子宮に戻しても着床しない・すぐ流産してしまう胚だということ
が多いのです。
染色体異常の卵子の割合は年齢が高くなるにつれて多くなります。
ミトコンドリアを活性化し正常な卵子をつくることができれば、高齢でも出産できる
チャンスはあります。
高齢で焦っている方、不妊治療を繰り返して不安になっている方、ぜひご相談ください。
なかなか赤ちゃんを授かれずに悩んでいらっしゃる方、ぜひご相談ください。
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