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- 2021年7月:卵子の質とスマートフォン
卵子の質とスマートフォン
- 2021年7月17日
「睡眠ホルモン」ともいわれるメラトニンは脳から分泌されるホルモンです。
朝、光を浴びることで分泌はストップし、夜になると徐々に分泌され眠気を感じるようになります。
メラトニンは質の良い睡眠にかかわるだけでなく、代謝を促したり、疲労回復・病気の予防・アンチエイジングの働きがある重要なホルモンでもあります。
またメラトニンは妊活とのかかわりも深く、卵子の質を低下させる酸化ストレスから卵子を守り、卵子を育てる顆粒膜細胞を保護する働きがあります。
女性はすでに卵子のもとになる細胞を卵巣に約200万個持ってうまれますが、生殖年齢になる頃にはすでに20万個程度まで減少しており、増えることはありません。
女性は男性の精子のように新しく卵子をつくれるわけではないので、年齢が35歳なら卵子も35歳、卵子も同じだけ歳をとっていることになります。
ですから特に卵巣機能の低下が始まる35歳以降の女性は、酸化ストレスから卵子を守ることがとても重要になるのです。
スマホやパソコンを寝る前に見ると光が入ることでメラトニンの分泌が減ります。
寝る前にスマホを見ることはやめて、電気を消して真っ暗にして就寝することが大切です。