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- 2019年5月:体外受精の着床前検査「異常が7割」という衝撃
体外受精の着床前検査「異常が7割」という衝撃
- 2019年5月11日
体外受精の着床前検査「異常が7割」という衝撃
https://toyokeizai.net/articles/-/271405?page=2
体外受精した受精卵を検査し、遺伝子や染色体の異常などを調べる検査を着床前診断
といいます。まだスタンダードな検査ではなく、倫理的な問題も議論されている最中
です。検査を受けられるか審査があり、実施施設も限られています。
受精卵のグレードは見た目で決まります。遺伝子や染色体の異常までは分かりません。
良いグレードでも異常のある受精卵ならいくら移植しても着床しませんし、着床して
も流産する可能性が高いのが実情です。無事着床し、出産できるまで採卵と移植に多
くの時間とお金を費やしてしまうことになります。精神的にも大きなダメージを繰り
返すことになります。
不妊治療を経験した個人的な意見ですが、着床可能な受精卵かを調べることが出来る
技術が標準的な検査になれば、限られた時間とお金を集中することができます。精神
的ダメージを少なくすることもできます。倫理的な問題と実際の不妊治療。議論が成
熟し、早く社会的に受け入れられるようになって欲しいと思います。